サポチル NPO法人 子どもの心理療法支援会

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事務局からのお知らせです

【関東臨床セミナー】2023年度第3回(8月27日)単回受講生を募集します!

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サポチル関東臨床セミナーでは、8月27日に開催される今年度第3回目のセミナーにて、単回受講生を募集します!

6月半ばごろの募集開始を予定しています。詳細についての続報は本ホームページ、サポチル関東Twitter(https://twitter.com/info_kanto)にてお伝えしていきます。

 

2023年8月27日 13:00~1700 「当事者から学ぶ」

【講師の略歴とコメント】

小道モコさん

高校二年生の時、アメリカカリフォルニア州に1年留学。ICU国際基督教大学を卒業。 2009年『あたし研究』、2013年『あたし研究2』、2014年『ありのままの生活』(共著: 高岡健)を出版。現在も、執筆、講演活動を行っている。

三十代で自分の脳機能に名前があることを知り、感じていることをイラストで 描き始めました。そのイラストをまとめたものを出版することになり、講演活動が はじまりました。それと同時に、療育の現場に立ち、特性のある子どもたちに出会 う機会にめぐまれ、現在にいたっています。自分自身についてあらたに発見したこ と、子どもたちとのやりとりで学んだことなどを、お話ししたいと思っています。

生地新先生(まめの木クリニック)

1986年に山形大学大学院医学研究科修了。1986年~2006年にかけて、関東地区の精神分析家から精神分析的サイコセラピーについての指導を受けた。日本女子大学助教授、北里大学大学院教授を経て、現在、児童精神科専門のまめの木クリニックの院長。日本精神分析学会認定精神療法医スーパーバイザー、日本描画テスト・描画療法学会会長。

「臨床家が当事者から学ぶこと」
私たちが、ある病態についての知識やそれに関連した技法を身につけるために、先達の著作や先輩の指導を通じて学ぶことは大切である。しかし、出会った後に必要なアセスメントを行っても、その人がどのような思いで生きていて、どんなことに苦しみ、どのような支援を求めているのかを私たちは十分に理解できるわけではない。私たちは、その都度、時間をかけて、その人から学ぶ必要がある。専門家はすぐに理解できるわけではなく、その都度、学ぶ必要があることをクライエントに知ってもらい、協力し合える関係を作ることが大切と私は考える。私たちが「ほとんどわかっていない」ことを知るとクライエントはがっかりするかもしれないが、その失望を乗り越えて、私たちは進む必要がある。

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