コラム
COLUMNちょっとした知識や情報をお伝えするコンテンツ
子どもを理解する 2~3歳 *一般読者様からの感想*
サポチルでは、子どもの心理療法支援だけでなく、子どもの心を考えるために役立つ本の執筆や、翻訳なども行なっています。
今回はその中から、“タビストック子どもの心と発達シリーズ”の『子どもを理解する〈2〜3歳〉』を読んだ方からの感想を紹介したいと思います。
(大阪市・Tさん、5歳児、3歳児のママ)
この本にはこの時期の子どものすることと親の反応について、数多
ので、自分の家庭の場合を思い出して読みました。親としての反応
が広がりました。
この時期の子どもは、育つ環境の変化に大きく影響を受け、起こっ
よりも反応するだけで精一杯、ということに納得し、子どものかんしゃくも理解できる気がし
ました。また、大人にできることとして、ただ側にいて、子ども自
感情を吸収してくれたり、抱っこしてくれるだけでいい、と書いて
のかんしゃくも少し落ち着いて受け止められる気がしました。
これまで、子どもがかんしゃくを起こすとどうしていいか分からなかった
の感情に共感して、抱っこするだけでもいいのかな、と思いました
そして、子どものすることに対して、親が感情的に反応するよりも
を受け止めてみることで、子どもが本当にして欲しいこともわかる
思いました。
一日の終わりに、大人と一緒にその日の出来事をそしゃくする時間と場
と書いてあったので、取り入れてみようと思います。大人が一緒に
よって、子どもは考えることを学ぶ、とあり、そんな親を目ざそう
この本を読んでの率直な感想は、子どもの世界を理解するって、と
んだな、というものでした。
親も育ち直す機会をもらっているのだと思いました。
書籍は各書店でご購入可能です。また、サポチルの研修会などでも販売している場合があります。ぜひお手に取って見てください。